
外壁塗装をするから、ついでに屋根もみて欲しいけど、瓦って塗装がいるの?と言う疑問を聞くことがあります。
瓦は塗料を使った塗装による補修が必要なのですが、瓦には塗装が必要な瓦と、不要な瓦があります。
この記事では
- 塗装が必要?瓦別に解説
- 瓦を塗装する具体例
- 瓦を塗装する場合の注意点
を解説します。
兵庫県の神戸市、明石市、姫路市、加古川市を中心に工事を請け負っている明光グループは無料で外壁や屋根の点検を行っています。
無駄な工事は勧めませんので、ぜひ一度点検を受けてみてください!お申し込みはお問い合わせフォームからか、お電話の際は『サイトを見た』とおっしゃってください。
目次
塗装が必要?瓦別に解説
それでは、瓦別に塗装が必要かどうか判断していきましょう。
粘土系瓦
粘土系瓦を和瓦と言います。いぶし瓦、無釉瓦、陶器瓦等の種類があります。
古い日本家屋や日本のお城、神社や寺の屋根に良く使われています。
この瓦の特徴は、瓦が重たいことです。
ですので、台風などの強い風には強いのですが、地震が来ると耐震性が劣ります。
一般的に粘土の形を形成し、瓦を高温で焼き上げて製作されているので、陶器の器のように耐久性が高いです。
瓦自体が、衝撃を受けるとひび割れはおきますが、一般的な瓦のメンテナンスは不要です。
漆喰を吹きつけた瓦以外の周りにはメンテナンスは不要ですが、一般的な瓦のメンテナンスは不要です。
しかし、屋根の色を変えてみるための塗装をすることが可能です。可能ではありますが、塗膜が剥がれやすいというデメリットもあります。塗装をするときは、業者にしっかり確認した方がいいでしょう。
粘土系の瓦が設置されている場合のメンテナンスは、瓦自体の交換や保守、漆喰などの補修がメインです。
屋根自体をメンテナンスする場合には、塗装よりも葺き替え工事をした方がいいでしょう。
セメント系瓦
セメント系の瓦には、セメント瓦、モニエル瓦などの種類があります。
粘土系との違いは、粘土自体を焼きあげていないので、セメントや砂、水を混ぜることで、モルタル系のようなセメントの化学反応が起きて硬化します。
モニエル瓦自体はヨーロッパが発祥です。
普通の瓦と異なる点は、表面にスラリー層と言われる着色したセメントが薄く塗られている点です。
さらに給水を防止するためのクリヤー塗料が塗られています。
この瓦は脆いので、現在は製造されていません。
自分の家の瓦が何かわからない場合は職人にお尋ねください。
金属系瓦
金属系の瓦に使用されている素材は、アルミニウム、鉄、銅、ステンレスです。
これは軽量なので、家に負担がかかりません。軽量ですので、地震に強いです。
軽量という点を活かすためには旧瓦屋根の上にそのまま取り付けることができます。
これをカバー工法と言います。
以前は経年劣化でサビが発生することも有りましたが、現在はガルバリウム銅板と言われる亜鉛、アルミニウムを含む銅板が主流になっています。
瓦を塗装する具体例
瓦は半永久的に使用できる屋根として理想的です。
瓦には塗装工事はいらないだろうと思われている方もいらっしゃると思うのですが、瓦を塗装することがメリットになることがあります。
衝撃による欠損を補修する
瓦は衝撃を受けると割れてしまうというデメリットがあります。瓦が左右に動いてしまったことで起きてしまった欠損部分を塗装することがあります。
ヒビなどで起きた軽度の欠損なら塗装をすることで簡単に補修することができます。
瓦が色褪せてしまった場合
瓦は半永久的に使用できますが、経年劣化で色あせは起きてしまいます。
ですので、定期的に塗装をすることで、経年劣化を防ぎ、いつまでも綺麗な瓦屋根を維持することができます。
カラーバリエーションが少ない瓦を理想の色に変更できるか
瓦の色はバリエーションが少ないので、思い描く家のイメージに合わないこともあります。
そこで、瓦の塗装をすることで好きな色に変化させることができるので、好きな色に変えることができます。
瓦を塗装する場合の注意点
瓦を塗装するメリットは、瓦の吹き替えより安くすむことが挙げられます。
現在の屋根を後20年以上継続したい場合は、屋根材の吹き替えがおすすめです。
しかし、この吹き替えはお金がかかりますので、10年ごとくらいに塗装をすることがおすすめです。
まとめ
この記事では
- 塗装が必要?瓦別に解説
- 瓦を塗装する具体例
- 瓦を塗装する場合の注意点
を解説しました。
兵庫県の神戸市、明石市、姫路市、加古川市を中心に工事を請け負っている明光グループは無料で外壁や屋根の点検を行っています。
無駄な工事は勧めませんので、ぜひ一度点検を受けてみてください!お申し込みはお問い合わせフォームからか、お電話の際は『サイトを見た』とおっしゃってください。
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