
外壁塗装をする際に、一緒に屋根塗装も考える方も多いです。
なぜなら、一緒に無料点検ができますし、足場を組むのでついでに行うことができるからです。
足場を組むのにも費用がかかるので、いっぺんに済ませた方が2度行うより安く上がるという利点もあります。
この記事では、
- 屋根のカバー工法とは?
- カバー工法のメリットは?
- カバー工法のやり方は?
- カバー工法が可能な屋根は?
- カバー工法ができない屋根は?
について解説していきます。
明光グループは無料で外壁や屋根の点検を行っています。
無駄な工事は勧めませんので、ぜひ一度点検を受けてみてください!お申し込みはトップページのお問い合わせフォームからか、お電話の際は『サイトを見た』とおっしゃってください。
屋根のカバー工法とは?
カバールーフ工法とは、現在の古い屋根を撤去せずに、そのまま屋根の上から新しい金属屋根を覆う二重屋根のことをカ工法と言います。
撤去作業がかからないので吹き替えに比べると安価で行うことができます。
スレート屋根のメンテナンス方法は基本的に塗装工事になりますが、屋根の劣化が激しいと塗装だけでは対処できません。
ですので、屋根を上から作り替えるのです。
カバー工法のメリットは?
カバー工法のメリットは屋根が二重になることで、防水の効果も高まります。
また、既存の屋根との間に空間ができるので、耐熱断熱効果が高まります。
1番のメリットは、既存の屋根材を撤去しなくてもいいので、吹き替え工事に比べて費用が安価で施工できます。
撤去時間も必要ないので、時間も節約ができます。
古いスレート屋根材はアスベストを含んでいるため、撤去には届出が必要ですし、とても害があるので職人にとっても大変です。
カバー工法にすればアスベスト問題も解決します。
カバー工法のやり方は?
もし屋根に穴が空いていれば、板金を取り外し、下地を補強します。
そして、既存の屋根の上からルーフィングシートを隙間なく貼っていきます。
重なり部分が最低10cm以上になるように貼っていきます。
そして、ガルバリウム鋼板性の金属屋根材を上から被せていきます。
こうすることで、見た目的にも完全に新品の屋根になります。
また、ガルバリウム鋼板は表面が20年以上の耐久性があるので、施工後少なくとも20年はメンテナンスの必要がありません。
カバー工法が可能な屋根
カバー工法が吹き替えに比べてメリットが多いカバー工法ですが、カバー工法が可能な屋根材としては
- スレート瓦
- 工場等によく利用される波型スレート
- 金蔵屋根
これらはカバー工法が可能です。
カバー工法ができない屋根は?
カバー工法はとてもおすすめなのですが、どうしてもできない屋根があります。
日本瓦や洋瓦は凹凸が激しくカバー工法は施工できません。
セメント瓦も凹凸が激しいのでカバー工法はできません。
劣化が進んだコロニアルのカバー工法はできません。
これらの屋根は既存の瓦を撤去してから瓦を新設する吹き替えしか施工できません。
また、築40年が経過したスレートにも屋根カバー工法は行いません。
40年以上経過した屋根は屋根下の劣化が進行しています。
旧耐震基準で建築されているので、屋根荷重が増えることにも不安があるからです。
屋根カバー工法の工事時期は?
カバー工法は築10年から20年未満のスレートはカバー工法を実施するのにもっともおすすめのタイミングです。
2000年代初頭に流通したスレートは、従来のスレートと違ってアスベストが含まれていません。
この時期にできたスレートはアスベストを含むスレートと比べても頑丈さが劣るのです。
割れやヒビ、剥がれなど不具合が多い傾向があります。
雨漏りをして基礎がダメになる可能性もあるので、ぜひ明光グループの無料点検を受けてみてください。
築20年以上が経過したスレートは屋根カバー工法の適正時期です。
築30年を超えるころには屋根の劣化はかなり進んでいます。
そのため、通常のカバー工法ができず、他の方法を考えなければならなくなります。
また、この時期のスレートにはアスベストが入っており、吹き替え工事はかなり高額になります。
屋根の劣化が進む前に屋根カバー工法を考えた方がいいでしょう。
まとめ
この記事では、
- 屋根のカバー工法とは?
- カバー工法のメリットは?
- カバー工法のやり方は?
- カバー工法が可能な屋根は?
- カバー工法ができない屋根は?
について解説していきました。
屋根カバー工法は防水性や耐熱、断熱の効果もえられる優れた工法です。
あまり劣化が進むとできなくなるので、そうなる前に行った方がいいでしょう。
明光グループでは無料で屋根の点検も行っています。
異常がなければ工事などは進めませんので、お気軽にお問い合わせください。
お申し込みはトップページのお問い合わせフォームからか、お電話の際は『サイトを見た』とおっしゃってください。
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