
外壁塗装って、壁に色を塗るだけと思っている方も多いと思います。
しかし、外壁塗装には、下塗りがかなり重要です。
下塗りをしないと、塗装に失敗します。
「下塗りの役割って、そもそも何?」
「下塗りをしないとどうなるの?」
と疑問が湧いてきますよね。
この記事では、
- 下塗りとはなにか
- 下塗りの役割
- 下塗りの重要性
- 下塗りの注意点
- 下塗りの手順
について解説していきます!
明光グループは無料で外壁や屋根の点検を行っています。
無駄な工事は勧めませんので、ぜひ一度点検を受けてみてください!お申し込みはトップページのお問い合わせフォームからか、お電話の際は『サイトを見た』とおっしゃってください。
目次
下塗りとは何か
下塗りとは、下地と上塗りの間に塗料を塗る工程です。
まず、下塗りの特徴について説明しましょう。
上塗り塗料とは違う
下塗り塗料は、下地と上塗り塗料とをくっつける働きがあります。
上塗りとは役割が違うので、下地塗りと上塗り塗料は異なります。
下塗り塗料は、木や鉄など、素材別に販売されていることも特徴としてあります。
下塗りにしようされている塗料は、
- プライマー
- シーラー
- フィラー
という3種類に分けられます。
シーラーとプライマーの特徴
シーラーとプライマーは、下地が塗料を吸い込んでなくなることを防ぎ、上塗り塗料と密着させます。
サラサラとした液状で、薄く濡れることが特徴です。
劣化した下地や吸収が多い下地は浸透性を持ったシーラーが適しています。
フィラーの特徴
フィラーはとろみがあり、シーラーやプライマーよりも厚く塗ることができます。
外壁に凹凸があったり、小さなひび割れがあるときの補修などに使用されます。近年では微弾性フィラーというものもあり、多く使用されています。
下塗りは下地に合わせて塗装する
下塗りは、下地によって2種類以上の塗料を合わせて2回以上は行います。
例えば、塗料を塗っても下地ががどんどん吸収する場合は、フィラーを重ねて2回塗らなくてはなりません。
下地に小さなひび割れがある場合にも、補修のためにシーラーの後にフィラーを塗ります。
下塗りは、下地の壁に合わせて使い分けます。
下塗りの役割
下塗りは塗装において欠かせない工程です。
どのように欠かせない工程なのか、下塗りの役割について見ていきましょう。
下地と上塗り塗料を接着する
下地塗りの主な役割の一つに、下地と上塗り塗料を接着するという大切な役割があります。
上塗りだけだと塗料がしっかり密着しないからです。
そのため、下地と上塗り塗料の間に下塗りを行って、剥がれにくい塗膜に仕上げられます。
塗料の吸い込みを防ぐ
下塗りをすると、外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぎます。
外壁が塗料を吸い込んでしまうと、何度重ねても吸われてしまって、余計な塗料を消費してしまうことになります。
ですので、下塗りを行い、吸収されるのを防ぐのです。
下地の色を隠す
下塗りは下地の色を隠す目的もあります。
外壁塗装をするとき、せっかくなので色を変える人が多いです。
その際、下塗り塗料と上塗り塗料を使うことで、下地の色が隠れて、思い通りの色を出すことができます。
たとえば、外壁の色が黒で、次は白にしたい時も、下塗り塗料と上塗り塗料を白にすることで、綺麗に外壁の色を白色にすることができます。
また、下塗りの色と異なる色を上塗りで使用することも可能です。
下塗り塗料は、外壁の色、つまり下地の色を綺麗に隠すことができるのです。
サビ止めをする
金属に塗装をする場合もありますが、その際は下塗り塗料でサビを防ぐことができます。
錆止め機能がある下塗り塗料があるからです。
せっかく塗装をしても、下地が錆びてしまったら無駄になってしまいます。
ですので、しっかり錆止めを行ってから上塗りを行います。
下塗りの重要性
下塗りをおろそかにすると、外壁に多くの問題が発生します。
下塗りはとても重要なのです。
では、どのような問題が発生し、何が重要なのかを解説していきます。
下塗りをしないと塗料が剥がれる可能性がある
下塗りをしないと、外壁に塗った塗料が剥がれる可能性があります。
これは、上塗りだけでは塗料がしっかりと密着しないからです。下塗りは上塗りと密着させる効果があるからですね。
下塗りをしないと塗装がボロボロ剥がれてきてしまいます。
密着させるために下塗りが非常に大切です。
塗料の中には、下塗り不要という塗料もあるのですが、これはお勧めしません。
なぜなら、上塗り塗料だけでは、下塗りの効果である密着性の効果を発揮することが難しいからです。
下塗り塗料は上塗り塗料が外壁に吸収されるのも防いでいますし。先ほどもお伝えした密着性を高めるという様々な機能があるのです。
ですので、下塗り不要の塗料を使用しても、外壁に吸収されて塗料が必要になったり、剥がれが生じたりします。
そのため、下塗り不要の塗料はお勧めしません。
思い通りの色を出せる
下塗りが外壁の家をしっかり隠すことで、思い通りの色を出すことができます。
上塗りだけでは下地の色が透けて見えるためです。
下塗りをすることで、もともとの外壁の色が透けて出てしまうことを防ぎ、自由に色を変え変えて塗ることができます。
せっかく外壁を塗装するなら、新たな気持ちで色を変えたりしたいですよね。
そのためにも下塗りは重要です。
費用を抑える
外壁が塗料を吸い込む性質を持ったものだと、いくら上から塗料を塗ってもどんどん吸収してしまい、塗料が必要以上にかかります。
下塗りを行えば吸収を防ぐことができるので、塗料の費用に無駄がなくなります。
それが費用を抑えることになるのです。
費用を抑えるために下塗りをやめるのでは余計に費用がかかります。
しっかり下塗りを行うことが費用を抑えることになるのです。
下塗りの注意点
下塗りを行うとき、注意点があります。この注意点を守らないと塗料が剥がれてしまう恐れがあり、要注意です。
塗装が剥がれる事態にならないように、明光グループではしっかりと段階を踏んで塗装をしています。
これからお伝えすることを見ていただいて、その上で外壁塗装の作業を見れば、どんな必要性があってこの工程をしているのかとわかっていただけると思います。
下塗り前の洗浄はしっかり行う
明光グループでは、外壁の汚れをまず綺麗に洗浄します。
下地にゴミや汚れ、古い塗装が付着していると、塗装の剥がれにつながります。
そのためにも、高圧洗浄機を使用し、徹底的に汚れやゴミ、古い塗装を落としています。
下地の補修が必要な場合、先に行う
下地に小さなヒビが入っている場合先に補修を行います。なぜなら、ひび割れに使うシーリング際は、塗装が必要な場合があるからです。
ひび割れを後にした場合、ここから雨水が侵入し、外壁をもろくさせてしまいます。
そのためにも下地の補修は先に行っています。
乾燥までの時間に注意
下塗りがしっかり乾いていないと上塗りをすると剥がれたり浮いてしまうことになります。
明光グループの職人は天気や太陽の方向まで頭に入れて、乾燥時間を計算しています。
しっかり下塗りを乾燥させてから、中塗り、上塗りを行っています。
下塗りは1回とは限らない
外壁の劣化が激しい場合や下地の吸い込みが多い場合は下塗りを2回以上行う必要があります。
複数の塗料を使用する場合、先にシーラーかプライマーを塗り、その後フィラーを塗ります。
2回目以降の下塗りの場合、前の塗料がしっかり乾いてから次の塗装を行います。
まとめ
外壁塗装において、下塗りは綺麗な外壁の仕上がりにつながる大切な工程です。
職人は長年の経験から必要な回数下塗りを行い、上塗りに移ります。
しっかり乾燥しているか、どれくらいの時間乾燥にかかるか、綿密な計算で塗装を行っているのです。
明光グループの外壁塗装が気になる方は、一度外壁塗装・屋根塗装の無料点検を申し込んでください。完全無料で無理な営業は行いません。
もし外壁塗装が必要なら、熟練した職人がいる弊社にお任せいただけると、安心して綺麗な外壁になります。
外壁や屋根の塗装が必要か無料て点検を行っているので、まずは点検をお申し込みください。お申し込みはトップページのお問い合わせフォームからか、お電話の際は『サイトを見た』とおっしゃってください。